‐小梅*side‐





あの時から数時間たっても、隼人…いや、ヨッシーは帰ってこない。




携帯も繋がらず、私は途方に暮れていた。





「……ヨッシー、どこいったんだろう…」


私は目の前にある、ヨッシーの冷えてしまった晩御飯を見つめた。




………隼人は、私が好きって言ってた。
でも、本体のヨッシーは…?

身体が一つで、人格が二つで恋が叶うわけないでしょ…。



そもそも、隼人を振った事は間違ってない。
本体はヨッシーなんだから、ヨッシーを優先するべきだ。