「し、白崎からでいいぞ」

「いやいや…やまぴーからで…」

「!」


するとやまぴーはムッとして、立ち止まった。

すこし後ろにいるやまぴーの手に引っ張られる。




「……やまぴーって、やめてくれないか?」

「…っへ?」

「白崎さ、吉屋の事名前呼びだし、付き合ってるのは俺の方なのに………先越されたみたいで嫌だ」



真っ赤に染まるやまぴーの顔が赤いのは、夕日のせいだろうか。



「やまぴー、まさか……嫉妬してる…?」

まさかと思い、少し期待を混めて聞いてみた。


「…………!!!してる…」

「!!」