二重人格君と、秘密の同居始めました。

やまぴー、優しすぎ。
モテる理由分かるよ、ほんと。


「…………先輩、俺ここで降ります」


「…え!?ここでっ!?」


私はヨッシーの突然の言葉に、ブレーキをかけた。


「コンビニ寄るんで」

ヨッシーはそうゆうと、すとんと荷台から下りて先を急いだ。


コンビニって…、まだまだ先じゃん。


「コンビニまだだし、一緒に行こうよ」

「いいです。先行って下さい」

いつもの声より低い声が、無性に心配になる。


「……っでも…」

「…ｯﾁ。子供扱いすんじゃねーよ」


「……！別にそんな事…」


ヨッシー、怒ってる…。