二重人格君と、秘密の同居始めました。






確か私が晩御飯持って来ようと、階段下りた時、ゴンッてゆう音したし…。



ヨッシー、自らぶつけたんだ…。
どうしてだろ…。
ヨッシーらしくない、かも?






「今日はラーメンですか…。カレーにしろって言いましたよね…」


「うるさいな~。コレ、うちのラーメンなんだからっ」


「ふーん…」


どうでもよさそうに言うヨッシー。
なんだかんだ言って、麺を口に滑り込ませた。



「…どう?」

「………い」

「え?」

「めっちゃ上手いじゃないですか!!」


目を輝かせるヨッシーを見て、急に嬉しさが込み上げてきた。


「………で、でしょでしょ!?良かった~」