二重人格君と、秘密の同居始めました。







「駄目!朝、お母さんに見つかる可能性が高すぎるっ」


「……じゃあどうしろって言うンだよ」


やっぱ寝る場所は、一番難しいなぁ……。



「―ん~、あそことか…どう??」


私はクローゼットを指差した。


「……はァ?マジで言ってンの?ふざけんのもいい加減にしろ」


ヨッシーが私を睨む。



「大丈夫!中は広いからっ」



「………」


ヨッシーは例のクローゼットを開く。


「………確かに広いな」


「でしょでしょ!?よし、決まりっ」


「勝手に決めんな!!!」


「じゃあ、出てけ」


「…………分かったよ」




弱点いぇあ!!!!