「……そうですか」
ズキン…
いてぇ…。
「この事も吉屋に言おう思ってたんだけど、手間が省けたよ」
ズキン…
いてぇよ…。
何なんだ、これは。
「…何で俺に言うんですか」
ズキン…ズキン…
「だって、俺のライバルになりそうだから」
「!!??」
神谷先輩の言葉に反応し、俺は勢いよく立ち上がる。
どうゆう、事だ……?
俺が、神谷先輩のライバル…だと?
「じゃあ、白崎によろしくな」
混乱した俺を横目に、先輩は小さく微笑んで校門へ向かった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…