「あっ…」

「はぁ…」

部屋中にこぼれるような喘ぎ声が
溢れる。

机の上に散らばっているお札を
かき集め私はホテルの部屋から
出て行く。


おじさんのうるさいいびきを
部屋のドアをしめると同時に
ドアで遮られ、いびきは
聞こえなくなった。

「はあ」