「寝れなかった…」
昨日送ってもらってから亮太さんのことばっかり考えちゃって眠れなかった…
ドクン…ドクン…
まだドキドキしてる
なんで?
なに、このドキドキ…
「学校行かなきゃ」
「おはよっ わっ、どーしたの?めっちゃ暗いよ?」
あたしの顔を見て驚く雅美
失礼すぎやろ
「雅美~聞いてくれる?」
昨日のことを話した
このドキドキが何なのかわからないことも。
「んー、ハハっ」
「なんで笑うの~?」
真剣に悩んでるのに…
眠れないのにっ
「みなみさ、好きなんだよ」
・・・・・?
「す、き?」
「そう!」
「あたしが?亮太さんを?」
うんうん、と言って頷く雅美さん
「・・・うっそだぁ!!」
「なんで自分でビックリしてんのよ…」
「だってだって、会って二日だよ?」
「それだけかっこいいんでしょ?」
「あたし的には…?」
