燐の後をついていくと屋上についた。

バンッ
屋上のドアを勢いよく開けると2人いた。


「みんなー、転入生連れてきたぁ!
あれ?しぃちゃんといくちゃんがいない。」

「紫希はいつもどうりで紫希はそこで寝てる。」


そう言った茶髪にピンメッシュのやつは階段の上にあるスペースを指した。


「ふたりは後でいっか。」


そういうと恭を前に出して、


「じゃーん!望月 恭ちゃん。」

「ども。」


一応あいさつしといた。


「俺は桜井 春。よろしくね。
恭って呼んでもいい?俺のことは呼び捨てでいいから」

「ん。よろしく」


名前も性格も爽やかそうな奴だなと思いながら返事をした。


もう一人の男を見るとなんか見たことある顔だなと恭は思う。