「みう。
野菜切れ。」






「お前に指図されたくね〜!」





「やらないとお前だけ大量の卵の殻入り玉子焼き作るぞ。」






「私はみきにジャガイモの芽を大量に入れたスープ作るよ〜?」







「みう。
みき。」







太一兄ちゃんに呼ばれ振り返る。






「僕は包丁。」






一番怖いです。






なんか殺されそう。







包丁が似合う男。






小倉太一。