「ここ、離れるの?」 「俺は、大阪か京都。 ここにいるとみんなに頼ってしまいそうだし。 てか、もぅ早いな。 俺ら三年生は卒業式まで学校行かなくていいんだからさ…。」 「そうだね。」 光明がいなくなると我が家も静かになるな。 「私、勉強教えよか?」 「マジ!? 助かるわ! 教えて!!」 私は、これから毎日、光明に勉強を教えることにした。