そして、先輩が私の腕にポケットナイフをふる。 「痛ッ!」 「ちょっと!! ヤバい「何がやばいの?」 にこやかな低い声にみんな振り向く。 「俺の女になにしてんだよ…。」 「美鈴くんと実くん?!!」 「あんたら、こんな物騒な物で人脅さないでくれる?」 「渚…?!!」 「ちっ…。 違う!」 「何が違うの?」 バン!!と壁を殴る音がする。