「うん…。」
「かなり殴られてるな。
今から処置するから…。」
直也くんは救急箱を持ってきて私を手当てしてくれる。
「携帯…。
見なかったのか?」
「携帯?」
直也くんは私の鞄を差し出す。
「…。
朝愛実ちゃんが学校に行くときあの男の車見つけてアンナにメール学校来るなってメール入れてたんだよ?
で、愛実ちゃんが心配でずっと電話してたんだぞ…。
家に電話かけても出ないからおかしい。って。
だから俺と愛実ちゃんとで探してたらこんなことに…。 愛実ちゃんこの家に呼んだから…。」
「ごめんなさい…。」
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