『タイムっ!!!』


監督がタイムを掛けると同時にあたしちはピッチャーマウンドに駆け寄った。





「先輩っ!!!!!!」



「はぁ…はぁ…、ごめ…亜希、」



「え?」



「次…は、あんた…の番だ…。」






そう言ってボールをあたしに渡した。