【乃愛side】 「ん?何これ…。」 麟太郎は怪しむことなくカサカサと紙切れを開く。 私も紙切れを覗き込むと、先程先生に質問された問題の答えが書かれてあった。 「坂下、答えまだかー?」 「えっと、√5…?」 「おぉ、正解。」