「あんたさぁ...翼くんの気持ちしらないの?
さすがに同情しちゃうわ...。」

あきれた顔してあたしに問いかけた。


なんであたしにゆうんだろーか?

まぁね、よーくわからない。


「?」

「そーゆうところに惚れたんだよ...。」

「ん??も一回ゆって?」


もーーみんな早口でなにゆってるか聞こえない...。


「大川...。俺ってかわいそうだよな」

「...うん。同情するわ」


こちょこちょしゃべってるから

聞こえない。


「つばさくぅーん!今日遊ぼぉー?」

あっまーい声で翼を呼ぶ。

そんな声を聞くと

あたしはあたしが嫌になる。

さっきまでの時間が夢みたいだ...。



「いや、今日はいいや彼女できたし。
またな。」


「えぇーじゃあまたあしたねぇ♪」