再び......


----バンッ!!


という音が部屋中に響き渡りました。



「うわっ!?もう何?さっきからうるさいな~」


天使の一人が、神様の出す音に嫌気をさし、ついつい暴言を吐いてしまいました。


「コラッ!そこの天使!神様に向かってそのような暴言を吐くな!!

......ったく。お前は、この天使と全然違う」


神様が天使の一人に起こった後、自室に連れてかれた哀れな天使を見つめました。


「お前は私の仲間だろ?御伽噺の結末に嫌気がさしているんだろ?」


神様は天使を見つめたまま、問いかけました。


「い、いや......。そこまで言ってないです。ただ、この世界が楽しくなればな~と」


「それで十分だ!お前は天使の中で一番優秀だ!!」



問いかけられた天使は、神様のテンションについていけず苦笑いするだけでした。