さすがの正弥も苦笑いしながら、席を立つ。



「優人、また来るわぁ・・・・・」



そうだな・・・・・。



こんな女に捕まるくらいなら逃げたほうが正解だ。



「今度はカミさん、リナちゃん連れて来いよ」



「いやぁ~。リナをお前に会わせたら危ねぇよ・・・・・会っただけで妊娠しそうじゃん?。俺、お前の子供育てる気はねぇからぁ~!だからイヤだねっ」



「あははっ、なんだよそれ?」



客の女達はそんな会話を聞きながら、



正弥が結婚していることに、何やら残念そうに反応していた。