「よぅ!!優人、久しぶりぃ~!!」



勢いよく扉を開け、最初に店に入って来たのは、



俺のダチ、西条正弥(さいじょうまさや)だった。



「おぅ、いらっしゃい!!ってか・・・・・新婚さんがこんなとこ、来ていいのかよ??」



「いいんだよ~。たまには俺だって遊びてぇよ。俺の性格はお前がよく分かってんだろっ」



正弥は昨年のクリスマスに3年付き合っていた女と結婚したばかりだ。



まぁ、ようするに『新婚』だ。



俺と正弥は遊び友達だった。



昔は一緒に派手に遊んでた頃もあったダチだ。