4年、待ってた。


「こんな話、年下のまあくんに話すのは恥ずかしくもあるんだけど……。

私、ずっと、自分に自信がなかった」

私は、今までのことをまあくんに話した。

「真央実っていう幼なじみがいるんだけど、その子はすごく可愛くて、明るくて、友達もたくさんいるような完璧なコで。

私はいつも、その子と比べられてた。

一緒にいたからかな?

小学生の頃からそうだった。今も……」

「知ってます。

この前店に来てた、派手目な人っすよね」

真央実はよく、私達のバイト先にご飯を食べに来るから、接客係のまあくんにも見覚えがあるらしい。

「うん、その子だよ。

でも、芳は真央実じゃなく、私がいいって言ってくれてさ。

それがむしょうに嬉しくて。

男の人に認められた気になって、浮かれてた」

「……そうだったんすか」

まあくんはずっと、あいづちを打ちつつ私の話を聞いてくれていた。

「私はただ、自分のプライドを満たしたかっただけで、純粋に芳を好きじゃなかったのかもしれない」

「そんなことないっすよ。

吉住さんは、ちゃんと芳さんを好きだったはずです。

じゃなきゃ、グリーンにあんな日記載せないよ」