4年、待ってた。


しばらく続いた長めの沈黙がこわかった。

まあくんは普段のヘラヘラした口調に戻り、

『ううん、今の忘れてください。

俺なんかが吉住さんに相手されるわけないって、最初からわかってますから』

「んん……。そう?

あははは、ビックリしたぁ。

まあくんいきなり変わるんだもん」

『ですよねー』

なんだ、冗談か……。

あまり深い意味はないんだな。

ちょっとだけガッカリしてる自分が意外だった。

本当に冗談なの?って、さぐりを入れてしまいたくなったけど、まあくんに合わせて流した。

電話で表情が見えないから、よけいにつかめない……。


「まあくんみたいな人にとっては、そういう告白も慣れっコだよね。

うらやましいよぉ」

『吉住さん、ひどいっす』

「だってホントのことだしー」

『そんなこと言うと、吉住さんちまで行っちゃいますよ!』

「ウチの場所知らないクセにー」

まあくんは、本気なのか冗談なのか。