私がここにいるという証

男は未だに息を整えている。



あたしそこまで走った覚えないんだけど…



「別に何も悪いことしてないよ」


「だったらこれ外してください。」



こんなに人気の多い所で手錠かけられていたら周りの目が痛い。



「直ぐ外すからちょっと待って」


そういうと男はポケットをあさりだした。



内ポケットから鍵を取り出すとあたしにかけられたら手錠を外してくれた。



「で、こんな時間に高校生が何をしてるの?」



男は真面目な口調で言ってきた。