「ってかさぁ…聞いて?」
あたしは前から気にってたことを華乃に相談してみることにした。
「んー?なにー?」
「あのさぁ……あたし、季利と話してると、なんかドキドキすんの…気のせいかな…」
「美桜……あんたさ……本気で分かんなぃの?」
……??
「う、うん」
そこで華乃から言われたことは衝撃的だった
「それってさ……
コソッ……」
…………えぇ?!
「こ、恋一っ?!」
驚きすぎてつい叫んでしまった
「……あ。ご、ごめんなさい」
誰に謝ってるのか分からないがとにかく謝った
「ふーん、美桜も恋しちゃったのかぁ?」
「う、うん」
この気持ちに気付いてなかったと言えばウソになる…
でも面と向かって言われると、改めて気付かされて……(／、、、＼)HAZUI
………あれっ?
あれっ?
今、華乃「美桜[も]」って言った?
見ると華乃は目の前でニヤニヤしてる
まるで……
「気付いて!!」
って言っているよう……
「でー?華乃は誰なのぉ?」
「んー?びっくりしないでね
芦田樹稀……です」
…………?
芦田樹稀……?
樹希って……
樹稀……?!
あいつは……!!
