両親は勿論共働きだった為、父方の祖母が母代わりとなり、産まれてから半年後、生後6ヶ月から入れる6年保育のカトリック系保育園に入園した。


2歳当時の連絡帳を見付け、内容が気になって読んだ事が1度だけある。

*自分の事より周りの友達の面倒を良く見る、お姉さん彩捺ちゃんです。

*今日も彩捺ちゃん、ご飯を食べるのが嫌だったのかな?あまり食べずにいましたが、お砂場の時間に「ご飯食べたらお砂場行こうねー」と言うと、一生懸命食べました!彩捺ちゃん頑張ったね☆

*今日は彩捺ちゃん、虫の居所が悪かったのか急に泣き出しちゃいました…お家での彩捺ちゃんはどうですか?


そんな内容が殆どだった事に驚きつつ、何だか申し訳ない気持ちになった。
何で申し訳なく思ったのか…その当時は全く分からなかったが、後に祖母の話を聞く内に分かった気がした…



そして2歳の時、某有名教室でエレクトーンを習わされ始めた。
音楽教室を営む母が通わせたのだろう。
気付いたら、あたしはその教室に通っていた。

1日でも練習をサボると、母からの躾と称した暴言を吐かれ暴力を受けていた…
そんな母とは対象的に、この時は未だ…父は優しく、大好きな「 お父さん 」だった…