紗夜の笑った顔が好き。ずっと笑っていてほしい。


紗夜の家がゴタゴタしているのは幼い頃から知っていた。

子供な私は何もしてあげれない。
それが歯がゆかった。
せめて、私の家に泊まりに来て家のことを一時的でも忘れてほしかった。


私の両親も口出しできない事だとわかっていたけっど泊まりの事は賛成してくれた。それからは、紗夜はよく泊まりに来る。


逃げ道を作ってるにすぎないかもしれない。
でも紗夜が笑ってくれるならそれでもよかった・・・・