紗夜は自分に驚いていた。



たった数時間JOKERの歌を聴いただけなのに忘れられない。
JOKERに犂舞の歌にひかれていた。



「もっとあの歌を聴きたいな」

ボソッと言った。


「次のライブまでCDで我慢するしかないな〜ちゃんと全部そろってるからね♪」



なかなか出なかったのでスタッフに注意されながらライブハウスを出た。