ここでも自由は無かった。限られた部屋にしか行けずいとこが優先される。 食事もおばあちゃんの部屋で食べることが多かった。 それでも2人は愛情を注いでくれた。 紗夜が小学3年になった頃お母さんから2人で暮らそうと言われた。 最初は大丈夫だと思った。でも変わらなかった。 少し携帯に出れなかっただけで激怒してご飯ぬきなんてことがよくあった。