「成田先輩!?」 とまって待っていてくれた はずの真衣があたしの目の前に いた。 「えぇ!?」 顔をあげると成田先輩がいた。 「俺は気付いてたんだけどね」 笑いながら頭をかいた。 「1人ですかっ!?」 あたしが返事をする前に 真衣が喋った。 「いや、淳平とまりや」 まりや…? 「まりやって?」 今度はあたしが答えた。 「静美まりや」 あぁ。まりや先輩ね。 って何で!? 早速浮気? 「淳平は」 真顔になって成田先輩に聞いた。 「まりやと服買いに…」