後ろを振り向くと…
「やべ…。」
警察だ…。
「君たちと一緒にいるその女の子なんだけど……。」
警察はそう言ってアスカちゃんを見る。
「もしかして………ん?それに君は…。」
そして今度はワタルを見た。
これ…もしかしてのもしかしてだけど……
「君……ワタルくん、だね?」
やべぇ!!気付かれた!!
「ちょっと署まで来て……」
「えい!!」
ピュッ…
「うわっ!!」
警察がワタルの手を掴もうとした瞬間だ、チカが袋の中のケチャップを取り出し……警察の目めがけて勢いよく出した。
「電車に乗れ!!」
リョウの言葉を合図に俺たちは一斉に電車へと乗り込んだ。
声をかけてきた警察は目を押さえながらその場にうずくまっている。
「くっ……閉まれ、閉まれ!!」
なかなか閉まらないドアに苛ついていると、応援に駆けつけた警察が電車に乗り込もうとしてきた。
「おい!!やべーぞ!!」
「任せろ!!」
ドカッ…
「ぐはっ!!」
今度はリョウがそう言って、電車に乗り込んできた警察に飛び蹴りを放った。
蹴りをもろに食らった警察はホームへと吹っ飛んだ。



