「………で?」
「あぁ、うまくいった。」
電話を掛け終えたワタルは自信満々に言った。
「お疲れさん。」
「どーも。」
そう言って俺たちは手を高く挙げ…
パンッ!!
とハイタッチをした。
「ナーイス。」
「よっしゃー。」
お互い顔を見ながら、にっこり笑った。
「まっ、詳しい話は後でヨシトとリョウも入れて話すから。」
「おーらい。」
「んじゃ、行きますか。」
「おー。菓子買ってこねーとあいつら怒るからな。」
「特に……」
「「チカが。」」
2人の声がハモった。
「ははは。」
「ぜってぇー今の聞いたらキレるなあいつ。ははは。」
そんな事を言いながら俺たちは意気揚々とコンビニに向かった。



