バカメンズ



「あーめんどくせ。」


「文句言うなよ。」


「へーへー。」



ガチャ…



「はーい、美女2人のご来店でーす。」



適当に計画を立てていたらワタルが部屋のドアを開けた。



「野獣の間違いだろーが。」


「アスカちゃんは美女だろ。」


「あー、チカが野獣ね。」


「女子2人で美女と野獣出来んじゃん。」


「ははは。」


「え、あたしが美女?」


そう言ってチカが部屋に入ってきた。


「ワタルお菓子ある?」


「今持ってくるわー。」


「あ、ジュースも。」


「はいはい。」


「はい、男子無視しなーい。」


「あ、チカいたんだ。」


「まぁ座れよ。」


「ちょっとうざくなーい?ねぇ、アスカ?」


「ちょっ…私に振らないでよ。」


「おら、アスカちゃんが困ってんじゃねーか。」


「すいませんでしたー。てか、なんであたしらと遊ぼうなんて言い出した訳?」


「さぁ?」


「俺らの気まぐれ?」


「うわー、いいようにされてんですけど。」


「まぁ、いいじゃん。こんないっぱいの美男子に囲まれて幸せだろ?」


「きもー。」