バカメンズ



夜が明けて朝が訪れた。


今日も呆れるぐらいに真っ青に染まった空が広がっている。




「いい天気だなー。」


「ホントだなー、東京は晴れてんのか?」


「天気予報は晴れマークだったぞ。」




宿泊先を離れた俺たちはワタルの事を話しながら街を歩いた。


ワタルを追って東京まで行こーぜって話になったけど、さすがにそれは面倒だったから却下した。



結局…


昨日の内に散々買い物をした俺たちは特にしたい事も見つからなかった為、おとなしく地元へ帰る事にした。