バカメンズ



「ぷはぁ〜…食った食った。」



「…リョウ食いすぎ。」


「…お前の胃袋は宇宙か。」



明らかに5人前分は食ったぞ…。


「朝飯食ってなかったから腹減ってたんだよ。」



そう言ってリョウは水を飲み干した。

昼飯を食ってすっかり元気になったみたいだ。



「さーて、どうする?」


飯を食い終わった俺たちはこれからの予定を考えた。



「そーだな……あ、服でも買いに行かね?」


ヨシトがそう提案した。


「ならそうしよーぜ。俺もいろいろ買いたいしさ。」


リョウも賛成のようだ。


「アキラは?」


「おーいいよ。俺もなんか買うかな?」


あくまでも自分の金でだけど。




「よし、じゃあさっさと行こーぜ。」




そう言って俺たちは店を後にした。







「どこまで行くよ?」


「たまにはちょっと遠い所まで言って買い物しよーぜ。」



ヨシトとリョウはどんどん話を進める。



「じゃあ県外まで行かねぇ?泊まりでさ。」


「いいなそれ。そうしようぜ、なっ?アキラ。」



「お、おぉ。」





マジかよ…。