「だな。」
『あー!!うるせぇ!!』
『い゙っ…でぇー!!』
『うるさいうるさーい!!』
「…なんだ?」
荷台の中が急に騒がしくなった。
「うるせぇんだよヨシト!!」
「だからって殴る事ねーだろ!!」
「騒ぐんなら外行って騒いでよね!!」
「…目、覚めちゃった。」
ぞろぞろと外に出てくる4人。
「んだよ…みんな起きたのか。」
カズさんが呆れたように笑った。
「…ったく。」
「…なんなんだあいつら。」
ワタルと目が合った途端、俺たちも笑いが込み上げてきた。
「ぷっ…ヨシトの顔見てみろよ。」
「うわっ……ひっでー。」
「ははは!!」
「おー、アキラ達も起きてたのか。」
リョウが俺たちに気付いたらしく、こっちに向かってきた。
「そーだよ。ヨシトがうるせぇから目ぇ覚めちまった。」
「だろ!?」
「うっせーな!!何でか知らねーけど、めっちゃ腹痛ぇんだよ!!」
「食い過ぎなんだよ!!」
「違ぇーよ!!」
はは、ヨシトの腹痛の原因はまさに俺なんだけど。
「はいはいはいはい、黙ってお前らも空見ろ。」
カズさんは会話を遮って、仰向けに寝転がった。



