バカメンズ



騒ぐだけ騒いだ俺たちだったが、今までの疲れが一気に来たらしい…。



「……ん。」

「……う〜。」




みんなあっという間に寝てしまった。





何故だろう…


急に外の空気を吸いたくなった…。




体を起こし、みんなに気付かれないように荷台の出口へと向かう。


が、しかし…




「おわっ!!」

「ぐぇっ!!」




思い切りヨシトの腹を踏んづけてしまったらしい。



「おぇ……ごめんなさい。」


一体どんな夢を見ているのだろーか、やられた側のヨシトは何故か謝った。







「……うりゃ。」


「ぐへっ!!……許して…。」


日頃の恨みを込めて、もう1回踏んづけてやった。



「う〜……。」


腹を抱えながら唸るヨシト。


…いい気味だ。




俺は込み上げる笑いを抑えながら荷台の外に出た。










「何笑ってんだアキラ…。」



不意に声がした。


「カズさん、起きてたんスか。」


「おー。」




街灯も無い夜道だが、月の光が十分過ぎるぐらいに照らしてくれる。





「寝れないんスか?」


「そんなところだ。……よっ、と。」



カズさんはタバコの火を消して、地べたに座り込んだ。



「アキラも座れよ。」


「うん。」




そう促された俺は、カズさんの横に座った。




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