コンビニに入ると、ひんやりとした冷気が体を包んだ。
「涼しーな。」
「あぁ。……さっさと用件済ませよーぜ。」
そんなもんに気を取られてる場合じゃなかったな。
「えっと…カズさんが牛丼、ヨシトがナポリタンで、チカがおにぎり…アスカちゃんが野菜サラダの……。」
あとは…
「……なぁ、ワタル。」
リョウは何だっけ?と聞こうとしたが…
「ちょっとトイレ行ってくるわ。」
ワタルはスタスタとトイレに向かって歩いて行ってしまった。
「……ったく。」
仕方ねぇ……適当に買っておくか。
「確か…おにぎり4つと焼きそばパンと唐揚げと……あー、何だっけ?」
あいつ頼みすぎなんだよ…。
「んー…。」
「おい、アキラ…。」
しばらくの間、並んでいる品物とにらめっこしていたらワタルが戻ってきた。
「なぁワタル、リョウが頼んだもの…思い出せねーんだけど。」
「それよりこっち来い…。」
「あ、なんで?」
「いいから…。」
「ちょっ……痛ぇよ。」
ワタルは険しい顔をしながら、俺の手を強引に引っ張っていった。



