秘蜜の恋〜年上のあいつ〜

｢俺、美奈が好きや…｣


えっ？
こんなことって、ありえるの？

それって、両想いってことだよね？


涙が流れた。


｢返事は？｣


｢あたしも…好きなの…
苦しかったの。ﾋｸｯ。光太と両想いになれて嬉しい。こんなあたしなら
全然いいよ。｣

光太から、何も返ってこなかったから見てみたら光太が泣いてた。

｢なんで、あんたが泣いてんのよ〜。｣
｢だって、俺ずっと美奈が好きだったねん。
両想いになれてホンマよかった。｣


そして、あたしたちは
キスを交わした。

最初は、やさしく触れるように。
前とは、違って宝物を扱うようなキス。