恋のつぼみ





「でも、今日は俺んちでレポート作成だろ?
遅れるのか?」

そんな友達の言葉に、江藤さんは平然と答えた

「うん、そうだな。ゆうちゃん送ってから行く。」


あっ、やっぱり私迷惑かけてたんだ

大事なレポート作成の邪魔をしちゃったんだ


落ち込む・・・


少ししたら、大量のパンを買って江藤さんの友達は去っていった


「ゆうちゃん、俺たちもそろそろ上がろっか?」

「はい・・・」


私はいたたまれない気持ちになって、江藤さんを見上げた

「江藤さん・・・・
私のことはいいので、みなさんの所行って下さい。」

「えっ?気にしなくていいよ。
俺がしたくてしてることなんだから。」

「でも・・・」

「いいから、帰ろっ。」

自然と私の鞄を持ってくれる江藤さんは優しい


告白の時間は刻々とせまってくる



告白しちゃったら、この幸せなバイト生活も終わる


迷惑かけてるんだ、さっさっと告白して
レポート作成にむかってもらおう



大きく空を見上げた

そして、大きく息を吸った










「江藤さん。」

「何?」

「私、江藤さんのことが好きです。」