「いつ告白してきてくれるのかずっと待ってたのに、何でメール?
もう、それはそれは怒りでここまで1時間かけて来ちゃったよ。」


うぅ、やっぱりメール駄目だったんだ

こんな、私でごめんなさい
臆病者でごめんなさい


「・・・・・っ、ゔ〜ごべんなざい〜〜〜。」

「おわっ、泣くなよ。
別に、怒ってねぇよ!」

「わ、わだじ、ちゃんとご、告白じようど思っタのにぃぃ。
ゆ、勇気でなくてぇ。うう、うわーん。」

もう、1度出た涙は止まりそうにもなく
次々に溢れ出した


「・・・・・・泣くなよ。」

みどりくんが私の頬に触れて、次々出てくる涙を拭ってくれる

触れられた頬が熱くなるのが分かる


「めい、俺は好きな人にちゃんと俺の顔を見て好きって言ってもらいたかっただけなんだ。」


好きな人って・・・・

えっ?それって、


「俺もめいが好きだよ。
だから、泣くなよ。笑えっ、な?」


顔を真っ赤にしたみどりくん





私は精一杯笑った