time after time




横を見ると、無月が教科書を
私に差し出してきた。

「ん。」

「え!?なに?」

「分かれよ、鈍感。」

私の頭の上は今
ハテナがたくさんあると思う。


「だから何?」


無月にきくと『はぁー…』
ってため息をつかれた。

「だから貸してやるって言ってんの!!」


…あぁ!
そうゆうこと!
やっと分かった。

でも、無月も主語がないから分かんないの!
あたしだけのせいじゃないもん!

まぁ助かったからいいか!


「花咲!よく読めたな!
んーじゃあ次。南雲読め!」

「はい!」


私は無月のおかげで無事読み終えた。

…にしても、
フリガナまでふってあって
読みやすかったぁ。

感謝です(≧Д≦)