「俺、言い訳する女嫌いだから。」




「っ!」




「つか、大勢で1人の女子睨んでんじゃねーよ。うざったい。」




昨日のキラキラスマイルはどこへやら、今は完全なるの無表情の時島君。




「陰でコイツに何かしてみろ。金輪際お前らとは関わらねーから。」




そう言って彼は教室から出て行った。


――…私を連れて。