君にはわからせない気持ち



常に女子に囲まれていて、秋にも話しかければそっぽを向かれて……




「秋と話したいな……」




その瞬間、フワリと優しい香りに包まれた。




「俺……もう…限界。」




それはずっと近くで聞きたいと願っていた人の声だった。