メルラバ

だけど、そんな『バツ』ならいくら受けてもいいと思う私のほうが、相当にばかだと思う。

何度も振り返っては手を振って、秋の姿が見えなくなるや否や携帯が鳴った。

上昇するエレベーターの中、鳴り響くは【春夏秋冬】。

カバンの中から携帯を引っ張り出し、秋からのメールを開く。

「………」

ほんと、どうかしてる。


秋からのメールはたったの一文。

その短い言葉に胸が熱くなる。