「唯は…その…俺のこと見て、なんも思わへん?」
不意に秋が困ったように眉根を下げた。
なんも、って…そりゃ、かっこいいとは思いますよ。
さあ?と首を傾げる私を見て、秋は苦く笑った。
「やっぱ、わかれへんのか。あんなぁ、この前さ、劇場で待ち合わせした時?」
「うん」
「俺、唯の前におったんやで?」
「前?私の席の前ってこと?」
「ちゃうよ。もっと前。ずーっと前や」
「わかんないよ。そんな、ずーっと前の席じゃ」
不意に秋が困ったように眉根を下げた。
なんも、って…そりゃ、かっこいいとは思いますよ。
さあ?と首を傾げる私を見て、秋は苦く笑った。
「やっぱ、わかれへんのか。あんなぁ、この前さ、劇場で待ち合わせした時?」
「うん」
「俺、唯の前におったんやで?」
「前?私の席の前ってこと?」
「ちゃうよ。もっと前。ずーっと前や」
「わかんないよ。そんな、ずーっと前の席じゃ」

