足音の主は教室の鍵が閉まっていることが分かると
またどこかへ走っていった｡
「はぁー…よかった…」
「いや…よくねぇ」
「え…?」
「今のやつ､また戻ってくる」
「え!?ど､どうしよう!?」
「俺が着替えるには時間がねぇな」
「私も髪の毛入れるの
時間がかかる!」
「ちっ…しょうがねぇ」
そういうと匡はさっき着た
制服のYシャツを脱ぎだした｡
「なっ!なにしてんのよ!」
「お前､ズボン脱げ」
「はぁ!?へ､変態!」
「いいから!はぁ…このスカートはいとけ」
「…後ろ向いててよ!!」
「…わかったから」
匡の剣幕に負けて
私はズボンを脱いでスカートをはいた｡
「はい…ズボン…」
「あぁ…」
「うー…スースーする…」
