もう君には恋はしない

「あんりー?俺達をおいてくのかよー。」

優衣と美希と、3人できゃっきゃしてたら、

瞬がちょっと拗ねたように言ってくる。

もーっ。

独占欲強いんだから・・・。

って、あたしも瞬のことは言えないか〔笑〕

「夜は、男女別にしようよー。昼間は一緒なんだし。」

「それもそうか・・。俺的にはいっつも一緒がいいんだけどな。」

「もー。恥ずかしいってば//」

「ゴメンゴメン。んじゃあな。」

「うん。明日ねー。」

優衣とあたしは、

互いに自分の彼氏、瞬と桐に手を振った。

「さて、行こっか。」

「はいっ!」

「うんっ!」

女の子同士で、ルンルンしながら

あたし達ほお風呂場に向かった。


お風呂場にて・・・。

「いいねっ。ひろーいっ!」

「ホントだーっ!」

あたし達は、着いたとたん、はしゃぎ放題。

桜院学院の生徒も何人かいて、

めっちゃ注目された。

今回は、あたし達だけじゃなくて

あたし達が通ってる高校の生徒皆が注目されていた。

女子も、さっき見たけど男子も注目されてた。

なんでだろ?

↓こんな感じ。

「・・・の名門だよね・・。」

「そうそう。学力はもちろん、容姿も見られるんでしょー?」

「うわーっ。あそこの3人組み、脚長ーい・・・。」

「スタイルよさすぎだよね・・・。皆。」

「ホントホント・・・。」

・・・ヒソヒソ、ヒソヒソ・・・。

何なのっ!?

もーっ!

うっとうしいっ。

「優衣?あたし達、見られてるよね・・・。」

「そうですね・・。」

「話しかけてみない?」

「本気ですかっ?」

「うん。」

あたしと美希は、顔を見合わせて・・・。

にやり、と笑った。

よしっ!

いってみようっ!