もう君には恋はしない

そして、放課後。

「あんりちゃーん。行きましょう?」

「うん。そうだね。」

「ん?なになに?どっか行くの?優衣。」

「はい、生徒会に。」

「ふーん。面白そーじゃん。瞬も行こーぜ。」

「あんりも行くの?」

桐に誘われた瞬は、あたしのほうを見た。

「うん。あたしの用事だもん。」

「んなら、俺も行くー。」

なんか、どんどん人数増えてきてる・・・。

ま、いっか。

人数多いほうが楽しいし。

・・・それなら。

「美希ー。今から帰りー?」

「うん。なんで?」

「今からあたし達、生徒会行くんだけど・・・。くる?」

「行くー。」

やっぱりのってきたわ。

いっそのこと、この5人で生徒会でも

いいんじゃない?

・・・なんてね。

「じゃあ、早く行こっか。」

「はーいっ!」

そう言って、ぞろぞろと5人で生徒会室まで向かう。

廊下を歩くと、すごく注目浴びるんだよね・・。

この5人だと〔笑〕