もう君には恋はしない

学校にて・・・。

「おはよーっ。朝から仲いいね、2人共♪」

「ちょっと、美希ー。からかわないでよー。」

「いいじゃんっ。」

「恥ずかしいんだってばぁ//」

そう言って、いつものように席に着く。

少ししてから、担任の先生が入ってきた。

「おはようございます。今日の帰りのSHRに来週の体育祭について話し合います。自分のやりたい役割を決めておくように。」

・・・ふーん。

体育祭かぁ。なんか楽しそう。

「それでは、SHRを終わります。規律、礼。」

一斉に立って、礼をする。

『ありがとうございました。』

っという声が教室に響く。

さて、あたしはどうしようか?

別に、なんでもいいんだけどね。

「あんりちゃんっ!体育祭のやつ、どうします?」

「あたしも、まだ決まってないんだぁ・・。」

「じゃあ、一緒にやりましょうよっ。」

「うん。いいよ。」

最近、なんだか明るくなった。

優衣も、桐と何かあったのかしら?

「おっ!なになに?ここで集まってんのー?」

「桐君っ!」

「瞬も。どうしたの?」

「俺達もいれろよー。一緒にやんない?」

「いいですよ。もちろん。」

「あたしもいいよ。」

何の委員をやろうかしら・・・?

このメンバーなら、目立つ仕事でもいいかも〔笑〕

そんなことを考えていると。

「倉狩野さん。ちょっといいですか?」

「はいっ?あ、先生。」

あたしを呼んでいたのは、

あたしの担任の先生。

どうしたのかしら・・・?