「瞬っ。き、きこえてた・・の?」

「ばっちりきこえてた。」

「うぅ・・・//」

なんて運が悪い・・・。

覗いてみたいって言ってたのも、

きこえてたかしら・・?

「あ、あの・・。どこからきこえてた?」

「飛鳥と言い合ってるところから。ほら、行くぞ。」

「う、うん・・・。」

もーっ!

なんて薄いドアなのっ?

「俺は、結構嬉しかったけど?」

「な、なんで?」

「俺のこと、それだけ気にしてくれたってことだろ。」

なんで自然に、

そうゆうこというかなぁ・・・。

めっちゃ照れくさいんだってばっ//

「もう知らないっ//ほら、行くよ。時間遅れちゃう。」

「うーい。」

「はいっ。」

「そうね。」

「はいはい。」

それぞれで、ちゃんと返事をしてくれる。

それから、

飛行機に遅れはしなかったけど

結構ギリギリで。

皆で焦って

走って乗り込んだ。

こうして、

あたし達の沖縄旅行は、

幕を閉じた。