優衣と別れて、
あたしは瞬を呼んだ。
「瞬っ!あそこに洞窟があるの。行ってみない?」
「洞窟?」
「うん。ダメ・・・かしら?」
「いや、あんりが行きたいならいいよ。行こうか。」
「うん。」
自然に瞬の手の指に、
あたしの指を絡めて、
2人で浜辺を歩く。
「あそこか?」
「うん。多分。」
「思ったより、暗そうだな。」
瞬の言うとうり
洞窟の中は真っ暗で、
外の微かな光がないと、
瞬の顔もまともに見えない。
「怖くないか?」
「だ、大丈夫よ。瞬がいてくれるから。」
暗いから、
自分の顔だって見られないだろうし。
何よりちょっとでも
素直になろうと思ったから。
「あ、あんり?お前・・・どうした?」
「あ、あのね、瞬。きいてくれる?」
あたしは
覚悟を決めて口を開く。
ここで言わないと、
もうチャンスはないもの。
「あ、あたしね。瞬のことが・・・。」
ここまで言って、
瞬が息をのむのを感じた。
「瞬のことが、大好きよ//」
なぜか、
きゅっと手に力を込めて
肩に力を込めて。
精一杯の気持ちを言葉に込める。
「あんり・・・?お前、まじどうしたんだよ。」
瞬は驚いたような、
嬉しいときに浮かべる笑顔のような・・・。
あたしは瞬を呼んだ。
「瞬っ!あそこに洞窟があるの。行ってみない?」
「洞窟?」
「うん。ダメ・・・かしら?」
「いや、あんりが行きたいならいいよ。行こうか。」
「うん。」
自然に瞬の手の指に、
あたしの指を絡めて、
2人で浜辺を歩く。
「あそこか?」
「うん。多分。」
「思ったより、暗そうだな。」
瞬の言うとうり
洞窟の中は真っ暗で、
外の微かな光がないと、
瞬の顔もまともに見えない。
「怖くないか?」
「だ、大丈夫よ。瞬がいてくれるから。」
暗いから、
自分の顔だって見られないだろうし。
何よりちょっとでも
素直になろうと思ったから。
「あ、あんり?お前・・・どうした?」
「あ、あのね、瞬。きいてくれる?」
あたしは
覚悟を決めて口を開く。
ここで言わないと、
もうチャンスはないもの。
「あ、あたしね。瞬のことが・・・。」
ここまで言って、
瞬が息をのむのを感じた。
「瞬のことが、大好きよ//」
なぜか、
きゅっと手に力を込めて
肩に力を込めて。
精一杯の気持ちを言葉に込める。
「あんり・・・?お前、まじどうしたんだよ。」
瞬は驚いたような、
嬉しいときに浮かべる笑顔のような・・・。

